はじめまして、こぼぶーです。
ラクマという楽天のフリマサービスをご存知でしょうか。
フリマサービスといえばメルカリが有名ですが、
ラクマも最近CMやキャンペーンが多かったこともあり、かなりユーザや出品数が増えてきています。
普段メルカリを利用している方も、出品の際はラクマを使ってみることをオススメします。
メルカリ・ヤフオク・PayPayフリマの販売手数料が基本的に10%なのに対して、
ラクマの販売手数料は3.85%とお得です。
出品~発送までの操作や作業もメルカリとかなり似ています。
商品のバーコード読み取り機能があったり、
コンビニ等から宛名書き不要かつ全国送料一律の匿名配送も手軽に利用できます。
既にメルカリ等で出品されたことがある方はもちろん、
初めてフリマサービスを利用する方も、非常に簡単に出品ができると思います。
- メルカリ:らくらく(ゆうゆう)メルカリ便
- ラクマ:かんたんラクマパック
この、かんたんラクマパックと、らくらく(ゆうゆう)メルカリ便は、
ほとんど同じサービスではありますが、
いくつか違う点があります。
今回はその違いをわかりやすく解説し、
ラクマで使える全ての送り方や送料を網羅した一覧表を紹介します。
(日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便の3社をカバーしています。)
ラクマとメルカリのどちらで出品すべきかの判断や、
ラクマで出品する際の最安送料の検討をするのに役に立つと思いますので、
ぜひご覧頂けたらと思います。
「かんたんラクマパック」が「らくらく(ゆうゆう)メルカリ便」と違う所
かんたんラクマパック が らくらく(ゆうゆう)メルカリ便 と違う所をまとめると、次のようになります。
- ゆうパック(日本郵便)が170サイズまでOK
- 全体的にわずかに送料が上がる
- 利用するために商品価格の下限条件がある
- セブンイレブンへの持込みができない
- 集荷依頼ができない
- 宅急便(ヤマト運輸)だと、匿名配送ができない
- 「梱包・発送たのメル便」に相当するものが無い
やはり販売手数料が非常に安い(3.85%)分、かんたんラクマパックのデメリットが多めです。
ですが、どれもそれほど致命的なデメリットではない場合がほとんどだと思いますので、
違いを理解して使い分けて頂くと良いかと思います。
順番に説明していきます。
ゆうパック(日本郵便)が170サイズまでOK
メルカリのらくらく(ゆうゆう)メルカリ便では、
宅急便(ヤマト運輸)が最大160サイズ、
ゆうパック(日本郵便)が最大100サイズまでであったのに対して、
ラクマのかんたんラクマパックでは、
ゆうパック(日本郵便)であれば最大170サイズまで対応しています。
次のような場合、ラクマで出品するのが最適です。
- 100サイズ以上の物をゆうパック(日本郵便)で送る
- 160サイズ以上170サイズ以下のものを送る
全体的にわずかに送料が上がる
※ここからはラクマのデメリットになります。
メルカリと比較して、ラクマのかんたんラクマパックの方が最大で250円送料が上がります。
ただ、ラクマは販売手数料がメルカリより6.15%分だけ安いので、
少なくとも4066円以上の商品であれば、
かんたんラクマパックの方が、らくらく(ゆうゆう)メルカリ便より確実に利益が大きくなります。
また、小さい荷物(ゆうパック(60サイズ)、ゆうパケット、ネコポス等)ですと送料はほぼ同じですし、
160サイズ以上だと逆にラクマのほうが安いです。
詳しくは、ラクマの送り方一覧表の備考欄に損益分岐の商品価格を載せていますので、
参照して検討して頂ければと思います。
利用するために商品価格の下限条件がある
ラクマのかんたんラクマパックでは、
利用するための商品価格の下限条件が、送り方によってそれぞれ設定されています。
とはいえ、送料を考えると、よっぽど薄利な出品で無い限りはクリアできる条件ですので、
多くの場合で問題にならないかと思います。
- ネコポス(ヤマト運輸)、ゆうパケット(日本郵便):300円以上
- 宅急便コンパクト(ヤマト運輸):555円以上
- 宅急便(ヤマト運輸)、ゆうパック(日本郵便):1560円以上
セブンイレブンへの持込みができない
らくらくメルカリ便では、セブンイレブンへの持込み発送(宅急便(ヤマト運輸))ができるのに対して、
かんたんラクマパックでは、セブンイレブンへの持込みができません。
セブンイレブンに持込んで発送したい場合は、下記のような方法を取る必要があります。
- 送り方として、「かんたんラクマパック」ではなく「ヤマト宅急便」や「宅急便コンパクト」を選び、セブンイレブンに持込んで宛名書きをして送る(注意:①基本的に送料が上がります ②送り先によって送料が変化します ※詳しくは送り方一覧表を参照ください)
- ラクマではなく、メルカリ等で出品する
集荷依頼ができない
らくらくメルカリ便では、+30円の送料を払うことで、自宅等まで集荷の依頼を行うことができるのに対して、
かんたんラクマパックでは、集荷依頼はできません。
ラクマで集荷依頼がしたい場合は、次の送り方に設定して、各配送業者に自分で集荷を依頼する必要があります。
(注意:①基本的に送料が上がります ②送り先によって送料が変化します ※詳しくは送り方一覧表を参照ください)
- 宅急便コンパクト(ヤマト運輸)
- ヤマト宅急便(ヤマト運輸)
- ヤマト便(ヤマト運輸)
- レターパックプラス(日本郵便) ※全国送料一律(着払い不可)
- ゆうパック(日本郵便)
- 飛脚宅配便(佐川急便)
※各送り方の対応サイズや送り先別の送料などは、送り方一覧表を参照ください。
匿名配送はゆうパケット・ゆうパック(日本郵便)のみ
かんたんラクマパックでは、匿名配送になるのは、ゆうパケット・ゆうパック(日本郵便)のみです。
宅急便(ヤマト運輸)だと匿名配送にはなりません。
かんたんラクマパックの宅急便(ヤマト運輸)は、集荷やセブンイレブンへの持込みは不可ですので、
- ヤマト直営店への持込み
- ファミリーマートへの持込み
でしか利用できませんが、この場合匿名配送にはならないのでご注意ください。
ラクマで匿名配送がしたい場合は、かんたんラクマパックのゆうパケット・ゆうパック(日本郵便)を必ず使う必要があります。
「梱包・発送たのメル便」に相当するものが無い
メルカリでは、「梱包・発送たのメル便」という、大型商品向けの集荷・梱包サービス込みの発送方法が利用できるのに対して、ラクマのかんたんラクマパックではそういった送り方はできません。
ラクマで梱包サービスが必要な大型(170サイズ以上)の商品などを送りたい際は、
送り方として「ヤマト宅急便」を選び、自分で「らくらく家財宅急便」の集荷依頼を行う必要があります。
ラクマの送り方一覧表
rakuma-how-to-send_201018ダウンロードはこちらから
まとめ
ラクマのかんたんラクマパックの、らくらく(ゆうゆう)メルカリ便との違いを解説し、
ラクマの送り方一覧表を紹介しました。
ラクマはメルカリと比べて少し制限が多いので、
もし↓のような場合は、メルカリを使った方が良いかもしれません。
- 商品価格が低すぎる(詳しくは送り方一覧表の損益分岐の額を参照ください)
- セブンイレブンに持込みたい
- 集荷を依頼したい
- ヤマト直営店やファミリーマートへ持込む場合でも匿名配送にしたい
- 大型サイズの商品を楽に送りたい
逆に、上記にあてはまらない場合は、ほぼ確実にラクマを使う方がお得です。
販売手数料が3.85%と圧倒的に安い(メルカリは10%)ですし、
ユーザも十分多いので、メルカリと同じ値段設定でも、多くの場合ちゃんと売れます。
ラクマとメルカリを賢く使い分けられるのがベストだと思いますので、
この記事を参考に、場面ごとに判断して頂けたらと思います。
ラクマが初めての方は、招待コード(7ZIDR)を入力して会員登録すれば
100円分のポイントがもらえますので、ぜひご利用ください。(僕ももらえるので喜びます。)
※他にも新規登録で300ポイントがもらえるキャンペーンがやっているようなので貼っておきます。
最後まで読んてくれてありがとうございました。